吠死(読み)ほえじに

精選版 日本国語大辞典 「吠死」の意味・読み・例文・類語

ほえ‐じに【吠死】

〘名〙 苦痛のあまり、大声でわめきながら死ぬこと。
太平記(14C後)二二「肩崎へ射籠められたりける白羽の矢〈略〉苦痛を責めて、終に吠(ホヘ)死にこそ失にけれ」

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