吠死(読み)ほえじに

精選版 日本国語大辞典 「吠死」の意味・読み・例文・類語

ほえ‐じに【吠死】

  1. 〘 名詞 〙 苦痛のあまり、大声でわめきながら死ぬこと。
    1. [初出の実例]「肩崎へ射籠められたりける白羽の矢〈略〉苦痛を責めて、終に吠(ホヘ)死にこそ失にけれ」(出典太平記(14C後)二二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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