含章(読み)がんしょう

精選版 日本国語大辞典 「含章」の意味・読み・例文・類語

がん‐しょう‥シャウ【含章】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「易経‐坤卦」の「六三、含章可貞」による語 ) すぐれたものを内に含むこと。また、そのような文章を作ること。作文(さくもん)
    1. [初出の実例]「若不寂含一レ章、何以攄逍遙之趣」(出典万葉集(8C後)一七・晩春三日遊覧詩序文)
    2. [その他の文献]〔左思‐蜀都賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android