吸水率(読み)きゅうすいりつ

最新 地学事典 「吸水率」の解説

きゅうすいりつ
吸水率(岩の)

water absorption

岩石中に含むことができる水の量を百分率で表した数値。吸水率(%)=吸水量(質量)/絶乾状態の岩石の質量。吸水率を求める際には,一般に表乾密度(表面乾燥飽水状態),絶乾密度(乾燥状態)も測定される。この値を用いて吸水率(%)=(表乾密度−絶乾密度)/絶乾密度と書き換えることもできる。吸水量は岩石中の空隙量,膨潤性粘土鉱物量を反映している。また,粘土鉱物は膨潤性でなくとも隣接鉱物粒子との結合が弱いことがあり,この場合粒子境界に水が浸透する。したがって空隙量,粘土鉱物量が多いと吸水率は高くなる。一軸圧縮強度など岩石の強度特性と一定の相関があり,コンクリート骨材の管理指標など土木材料の評価の目安として活用されている。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 大河内

栄養・生化学辞典 「吸水率」の解説

吸水率

 ある材料を水に浸して十分水を吸わせ,吸水量を乾燥物一定量に対する比率で表した数値.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む