吹き立つ(読み)ふきたつ

精選版 日本国語大辞典 「吹き立つ」の意味・読み・例文・類語

ふき‐た・つ【吹立】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 タ行四段活用 〙
    1. 風が吹きはじめる。吹きだす。
      1. [初出の実例]「すこし秋風ふきたちなん時、かならずあはむといへりけり」(出典:伊勢物語(10C前)九六)
    2. 風などに吹かれて立つ。風に吹かれて舞い上がる。
      1. [初出の実例]「雲をなすわさ田のほなみ吹立て村雨ながらわたる秋風〈藤原実継〉」(出典:新後拾遺和歌集(1383‐84)雑秋・七三五)
    3. 風などが激しく吹く。
    4. 湯などが沸騰する。煮ているものがわきたつ。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙ふきたてる(吹立)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む