吹中村(読み)ふきなかむら

日本歴史地名大系 「吹中村」の解説

吹中村
ふきなかむら

[現在地名]篠山市東吹ひがしぶき

東吹村の中ほどに位置する。延宝九年(一六八一)東吹村から分立したという。宝永五年(一七〇八)の東吹八幡宮寺社改帳(稲山家文書)では家数一七。寛延二年(一七四九)免状(同文書)では免四ツ七分五厘、山手二石余・道米九石余、夫代五石余。「丹波志」にふき庄のうちとして「中」とみえ、高二五四石余。天明三年(一七八三)の篠山領内高並家数人数里数記では古佐組のうち中村とあり、家数二〇・人数九五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android