吹飛ぶ(読み)フキトブ

デジタル大辞泉 「吹飛ぶ」の意味・読み・例文・類語

ふき‐と・ぶ【吹(き)飛ぶ】

[動バ五(四)]
風などに吹かれて物が飛ぶ。「強風看板が―・ぶ」
いっぺんに消えてなくなる。「驚いて眠気も―・んだ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「吹飛ぶ」の意味・読み・例文・類語

ふき‐と・ぶ【吹飛】

  1. 〘 自動詞 バ五(四) 〙
  2. 風などに吹かれて物が飛ぶ。また、爆発して物が飛び散り跡形もなくなる。ふっとぶ。
    1. [初出の実例]「米軍が上陸して重砲弾が八方に唸りコンクリートのビルが吹きとび」(出典:白痴(1946)〈坂口安吾〉)
  3. いっぺんに消えてなくなる。
    1. [初出の実例]「あの、和服を着たときの粋さは、どこへ吹きとんでしまったのかしら」(出典:私の浅草(1976)〈沢村貞子〉父と洋服)

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