強風(読み)キョウフウ

デジタル大辞泉 「強風」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ふう〔キヤウ‐〕【強風】

強い風。
風速毎秒13.9~17.1メートル、風力階級7の風。
[類語]大風烈風暴風雨風波風風浪風雪風雨無風微風そよ風軟風突風疾風はやて颶風爆風ストーム台風ハリケーンサイクロン神風砂嵐つむじ風旋風竜巻トルネード追い風順風向かい風逆風横風朝風夕風夜風春一番春風しゅんぷう春風はるかぜ花嵐薫風風薫る緑風やませ涼風すずかぜ涼風りょうふう秋風野分き木枯らし空風寒風季節風モンスーン貿易風東風ひがしかぜ東風こち西風偏西風南風みなみかぜ南風はえ凱風北風朔風松風まつかぜ松風しょうふう山風山颪谷風川風浜風潮風海風陸風熱風温風冷風

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精選版 日本国語大辞典 「強風」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ふうキャウ‥【強風】

  1. 〘 名詞 〙 つよい風。現代では、強風注意報などで、樹木全体が動き、歩行が困難となる風をいう。
    1. [初出の実例]「強風なれば波濤も高く、左右へ開きまぎり䑺も乗難し」(出典:長器論(1801))
    2. 「桜の花時によくある強風が吹き募ってゐた」(出典:都会の憂鬱(1923)〈佐藤春夫〉)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「強風」の意味・わかりやすい解説

強風
きょうふう
gale

通常と異なる強い風。予報用語としては,平均風速 10m/s以上 15m/s未満の「やや強い風」,15m/s以上 20m/s未満の「強い風」,20m/s以上 30m/s未満の「非常に強い風」,30m/s以上の「猛烈な風」の 4種類に分けられる。強風により災害が起こるおそれのあるときには強風注意報が,重大な災害が起こるおそれのあるときには暴風警報が,それぞれ発表される。

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