故事成語を知る辞典 の解説 吾が道は一以てこれを貫く 全体がある一つの考え方に基づいていることを表すことば。 [使用例] 到底世の中の事に、一以て之を貫く可べき道はある可べからず。唯ただ時と処とに随したがいて進む可きのみ[福沢諭吉*文明論之概略|1875] [由来] 「論語―里仁」に出て来る、孔子のことばから。弟子の曾そう参しんに向かって、「吾が道は一以て之これを貫く(私の生き方は一つの考え方で貫かれている)」と述べたところ、曾参はあとでその内容をほかの弟子に聞かれて、それは「忠恕(まごころを大切にすること)」だ、と答えています。 出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報 Sponserd by