最新 地学事典 「周波数領域電磁法」の解説
しゅうはすうりょういきでんじほう
周波数領域電磁法
frequency-domain electromagnetic method
大地の電気伝導度分布を求める手法の一つ。電流ダイポールあるいは磁気ダイポールを送信源として,特定の周波数で正弦波信号を送信する。この信号によって発生する電磁場(1次場)が大地に透入すると,大地中に電磁誘導が生じ,振幅が磁束の時間変化に比例し位相が90°ずれた起電力を生じる。さらに電気伝導度の不均質構造を反映した電流場が形成され,誘導電磁場(2次場)が生じる。受信信号から2次場を取り出すことによって,地下の電気伝導度分布を解明することができる。
執筆者:小川 康雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

