呪師走(読み)ずしはしり

精選版 日本国語大辞典 「呪師走」の意味・読み・例文・類語

ずし‐はしり【呪師走】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ずしばしり」とも ) 呪師が華麗な装束をつけて敏速・勇壮に舞うこと。じゅしばしり。
    1. [初出の実例]「田楽はてにしかば、国の呪師(ずし)とて、をかしげなる物どもまゐりて、ずしはしりつかうまつる」(出典高倉院厳島御幸記(1180))

じゅし‐ばしり【呪師走】

  1. 〘 名詞 〙 呪師が、唱人の歌にあわせて、華麗な装束で敏速勇壮に舞うこと。ずしばしり。
    1. [初出の実例]「昨日於社頭咒師奔事金晴座沙汰云々」(出典:大乗院寺社雑事記‐文明二年(1470)二月六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む