味世(読み)うましよ

精選版 日本国語大辞典 「味世」の意味・読み・例文・類語

うまし‐よ【味世】

〘名〙 (「うまし」はシク活用形容詞「うまし」の語幹) 楽しく美しいこの世の中。
海潮音(1905)〈上田敏訳〉瞻望「矢表に立ち楽世(ウマシヨ)の寒冷(さむさ)、苦痛(くるしみ)暗黒(くらやみ)の 貢(みつぎ)のあまり捧げてむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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