味噌擂坊主(読み)みそすりぼうず

精選版 日本国語大辞典 「味噌擂坊主」の意味・読み・例文・類語

みそすり‐ぼうず‥バウズ【味噌擂坊主】

  1. 〘 名詞 〙 寺で、炊事などの雑務をする下級の僧。また、僧侶をののしっていう語。みそすり。みそすりぼう。
    1. [初出の実例]「何を味噌摺(みそス)り坊主めが」(出典風流微塵蔵(1893‐95)〈幸田露伴〉きくの浜松)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android