呵禁(読み)かきん

精選版 日本国語大辞典 「呵禁」の意味・読み・例文・類語

か‐きん【呵禁】

  1. 〘 名詞 〙 しかってやめさせること。しかりつけて禁止すること。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「独り飲食に於るや、有司の之を誡むる、安ぞ家ごとに至り、戸に察して、呵禁することを得ん也」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)初)
    2. [その他の文献]〔呉志‐虞翻伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「呵禁」の読み・字形・画数・意味

【呵禁】かきん

ってとめる。唐・韓〔李愿の盤谷に帰るを送る序〕虎(こへう)跡をざけ、蛟(かうりゆう)(とんざう)す。鬼して、不を呵禁す。

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