(読み)カ

普及版 字通 「呵」の読み・字形・画数・意味


8画

[字音]
[字訓] せめる・しかる

[字形] 形声
声符は可(か)。可は祝の器である(さい)に対して、柯枝(かし)で殴(う)ってその実現を責める意で、呵するの意があり、その意に従うを可という。〔玉〕に「責むるなり。訶と同じ」とあり、訶は金文では歌の意に用いる。その祝の声調を訶という。

[訓義]
1. せめる、もとめる、なじる。
2. 大きな声を出す、しかる、よぶ、注意する。

[古辞書の訓]
名義抄〕呵 イサフ・サイナム・イカル・クチノサキラ・ムサボル・フク・アヤマル・アヤカル 〔立〕呵 セム・セメラル・イサフ・イサナム・タタク・トガム・イカル・アヤマル・アヤカル・ムサボル・ネムコロ

[声系]
呵・可・訶・哥・歌はみな可声。可の声義を承ける。河は河の流声を写し、みな擬声語である。

[熟語]
呵引呵衛呵呵呵喝呵詰呵禦・呵・呵禁呵譴・呵欠呵護呵詬呵止・呵呵辱呵責呵噪呵殿呵怒・呵導呵罵・呵筆呵蹕呵辟・呵問
[下接語]
譴呵・呵・受呵・笑呵・呵・啖呵・怒呵・導呵・咄呵・筆呵・鞭呵・連呵

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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