デジタル大辞泉 「呵」の意味・読み・例文・類語 か【呵】[漢字項目] [音]カ(呉)(漢)1 しかる。どなる。とがめる。「呵責かしゃく」2 大きな声で笑うさま。「呵呵大笑かかたいしょう」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「呵」の読み・字形・画数・意味 呵8画 [字音] カ[字訓] せめる・しかる[字形] 形声声符は可(か)。可は祝の器である(さい)に対して、柯枝(かし)で殴(う)ってその実現を責める意で、呵するの意があり、その意に従うを可という。〔玉〕に「責むるなり。訶と同じ」とあり、訶は金文では歌の意に用いる。その祝の声調を訶という。[訓義]1. せめる、もとめる、なじる。2. 大きな声を出す、しかる、よぶ、注意する。[古辞書の訓]〔名義抄〕呵 イサフ・サイナム・イカル・クチノサキラ・ムサボル・フク・アヤマル・アヤカル 〔立〕呵 セム・セメラル・イサフ・イサナム・タタク・トガム・イカル・アヤマル・アヤカル・ムサボル・ネムコロ[声系]呵・可・訶・哥・歌はみな可声。可の声義を承ける。河は河の流声を写し、みな擬声語である。[熟語]呵引▶・呵衛▶・呵呵▶・呵喝▶・呵詰▶・呵禦▶・呵▶・呵禁▶・呵譴▶・呵欠▶・呵護▶・呵詬▶・呵止▶・呵▶・呵辱▶・呵責▶・呵噪▶・呵殿▶・呵怒▶・呵導▶・呵罵▶・呵筆▶・呵蹕▶・呵辟▶・呵問▶[下接語]譴呵・呵・受呵・笑呵・呵・啖呵・怒呵・導呵・咄呵・筆呵・鞭呵・連呵 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報