呼立(読み)よびたて

精選版 日本国語大辞典 「呼立」の意味・読み・例文・類語

よび‐たて【呼立】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 呼びたてること。また、そのもの。
  3. 合図をして立ち去らせること。また、その合図。
    1. [初出の実例]「太鼓の呼立(ヨビタテ)をきくまでに」(出典浮世草子・元祿大平記(1702)四)
  4. 論義問答で職衆を指名する役。
    1. [初出の実例]「宗典僧正説云、呼立は学頭南都より上洛なれば必学頭役也」(出典:醍醐寺新要録(1620))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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