命を際(読み)いのちをきわ

精選版 日本国語大辞典 「命を際」の意味・読み・例文・類語

いのち【命】 を 際(きわ)

  1. 生死境目、また生死の境目に身をおくさま。生命の続く限り全力を尽くすさま。死力を出してするさま。
    1. [初出の実例]「頼むめる命をきはのかねごともあまりになればうたがはれつつ〈藤原為家〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例