デジタル大辞泉
「死力」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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し‐りょく【死力】
- 〘 名詞 〙 死んでもよいという覚悟で出す力。ありったけの力。必死の力。
- [初出の実例]「此は如するとも士衆必ず死力を尽さん」(出典:太平記(14C後)二二)
- 「主物を奪はれては安からずと思ひ死力を出し賊と搏し起きつ仆れつ」(出典:新聞雑誌‐二一号・明治四年(1871)一一月)
- [その他の文献]〔漢書‐李陵伝〕
しに‐ぢから【死力】
- 〘 名詞 〙 死を覚悟して出す力。必死の力。しりょく。
- [初出の実例]「死力(シニヂカラ)なァ出してへさへ申た」(出典:洒落本・田舎芝居(1787)五立目)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「死力」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の死力の言及
【生命表】より
…ドイツおよびフランスではこれをSterbetafelnおよびtables de mortalitéと呼び,日本語に直訳すれば死亡表となる。生命表は通常,年齢(x)各歳別に,(1)生存数lx,(2)死亡数dx,(3)生存率px,(4)死亡率qx,(5)死力μx,(6)平均余命
x,(7)静止人口(または定常人口)LxとTxの七つの統計指標(数学的用語では関数とも呼べる)を柱とした表で示される。生存数は明治期には生残数と呼ばれた。…
※「死力」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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