和田 小次郎(読み)ワダ コジロウ

20世紀日本人名事典 「和田 小次郎」の解説

和田 小次郎
ワダ コジロウ

昭和期の法哲学者 早稲田大学教授。



生年
明治35(1902)年8月20日

没年
昭和29(1954)年7月22日

出生地
北海道

学歴〔年〕
早稲田大学法学部独法科〔昭和2年〕卒

学位〔年〕
法学博士

経歴
昭和6年早大講師となり、12年助教授、17年教授に就任、法理学を講じた。シェーンフェルト、デュギーらの影響を受け、マルクス主義とは一線を画した。戦後日本学術会議学問思想の自由委員会委員として、学問の自由に尽力著書に「法哲学」「法と人間」など。翻訳にデル・ベキオの「法哲学原理」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報