和論語(読み)わろんご

精選版 日本国語大辞典 「和論語」の意味・読み・例文・類語

わろんご【和論語】

  1. 江戸前期の教訓書。一〇巻。鎌倉初期の清原良業以下一七名の編者名があり、承久元年(一二一九)より寛永五年(一六二八)まで代々の編者により編集された形をとるが、実は偽書。寛文九年(一六六九)刊。神祇託宣天皇公卿武将僧侶などの金言を集めて編集したもの。「やまとろんご」とも。

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