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偽書 ギショ

デジタル大辞泉の解説

ぎ‐しょ【偽書】

本物に見せかけた、にせの手紙・文書・書物墨跡など。偽筆(ぎひつ)。

にせ‐がき【偽書(き)/×贋書(き)】

他人の筆跡をまねて書くこと。また、書いたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

ぎしょ【偽書】

著者を偽ったり,有名な書籍に似せて作った著書。制作の目的は,有名な人物の名によってその著書の権威を高め,または自己の立場,主張を強化するために行うものである。また文芸的趣味のため,権力に関係なく仮託するものもある。中国では古くから偽書が多いが,日本では上古景仰意識の起こった平安末から鎌倉時代にかけて仮託が行われ,聖徳太子撰《先代旧事本紀》も平安時代の偽書であろうといわれている。聖徳太子には〈十七条憲法〉をはじめ著作が多い。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

図書館情報学用語辞典の解説

偽書

すでに滅んで伝存しない作品,あるいは元々存在していない作品を,原本のように内容を偽って作成した本.仮託書(かりたくしょ)ともいう.それに対して,刊記奥書などを偽造したり,蔵書印記を偽造して捺印したりして,古書としての価値を高めようとしたものは,偽造書,偽本または贋本(がんぽん)という.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典について 情報

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