咎送り(読み)トガオクリ

デジタル大辞泉 「咎送り」の意味・読み・例文・類語

とが‐おくり【×咎送り/科送り】

罪のつぐないをすること。
旦方だんぱうの―をする程に、来世の事は愚僧にまかせ給へ」〈浮・元禄大平記〉

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精選版 日本国語大辞典 「咎送り」の意味・読み・例文・類語

とが‐おくり【咎送・科送】

  1. 〘 名詞 〙 犯した罪の償いをすること。罪障を消滅すること。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「いきながらふるあひだこうくいし、ちからのをよぶほどとがをくりをいたすべきかくごなるがゆへに」(出典こんてむつすむん地(1610)四)

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