咳き上す(読み)せきのぼす

精選版 日本国語大辞典 「咳き上す」の意味・読み・例文・類語

せき‐のぼ・す【咳上・急上】

  1. 〘 自動詞 サ行四段活用 〙
  2. ( 咳上 ) せき上げる。むせ返る。しゃくり上げる。
    1. [初出の実例]「倶(とも)に悲しむ葵御前只ならぬ身にせきのぼす。五臓の苦しみ、御産の悩」(出典浄瑠璃源平布引滝(1749)三)
  3. ( 急上 ) かっとのぼせ上がる。いらだつ。
    1. [初出の実例]「あづまはむっとせきのぼしふたりが中へやぶれがき胸ぐら取て」(出典:歌謡・宮古路月下の梅(1736‐41頃)淀染三雁金)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む