五臓(読み)ゴゾウ

デジタル大辞泉 「五臓」の意味・読み・例文・類語

ご‐ぞう〔‐ザウ〕【五臓】

漢方でいう、人体五つ内臓心臓肝臓肺臓じん五内ごだい・ごない
からだ。また、からだじゅう。全身
[類語]内臓臓器五臓六腑臓腑臓物

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占い用語集 「五臓」の解説

五臓

五行に対応される内臓機能のこと。木は肝臓系、火は心臓系、土は脾臓系、金は肺系、水は腎臓系をあらわす。

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とっさの日本語便利帳 「五臓」の解説

五臓

▽肝臓、心臓、膵臓、肺臓、腎臓

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

世界大百科事典(旧版)内の五臓の言及

【肝】より

…占星術的医学では,感情や欲望を生み出す欲望体が肝臓に位置を占めて大きな中心渦をつくり,この肝臓をユピテル(木星)がおもに支配しているとした。古代中国の医学が五臓(肝心脾肺腎)に五行(木火土金水)を配したように,占星術では日月を含む七遊星を内臓諸器官にふり分けていた。 魂と内臓との関係はプラトンの《ティマイオス》にさかのぼる。…

【五臓六腑】より

…先秦時代から存在している中国医学の重要な概念の一つで,古い文献では五蔵六府とされている。五臓とは心,肝,脾,肺,腎の5種の,六腑とは胆,胃,大腸,小腸,三焦,膀胱の6種の臓器の総称である。臓は精神,血気を貯蔵する充実した器官で,腑は水や穀物を消化し,体液を動かす中空の器官であるとしている。…

※「五臓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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