哀猿(読み)あいえん

精選版 日本国語大辞典 「哀猿」の意味・読み・例文・類語

あい‐えん‥ヱン【哀猿】

  1. 〘 名詞 〙 悲しげな声で鳴いているサル
    1. [初出の実例]「虫の音物哀れに、哀猿の声まことに心すごし」(出典:撰集抄(1250頃)五)
    2. [その他の文献]〔柳宗元‐徴咎賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android