哲学雑誌(読み)てつがくざっし

改訂新版 世界大百科事典 「哲学雑誌」の意味・わかりやすい解説

哲学雑誌 (てつがくざっし)

日本の代表的な哲学研究の専門誌。月刊。1887年に創刊された《哲学会雑誌》が92年に改題したもの。井上哲次郎三宅雪嶺西周(にしあまね)らが1884年に創立した官学アカデミズムの濃い哲学会を基盤にし,哲学のみならず歴史学文学など幅広い領域を対象にしていたが,しだいに東京大学哲学研究室を基盤とした哲学専門誌となった。発行所は哲学雑誌社から幾多の変遷を経て,現在は有斐閣である。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 山本

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む