唇頭(読み)シントウ

デジタル大辞泉 「唇頭」の意味・読み・例文・類語

しん‐とう【唇頭】

くちびるの先。くちさき。
「笑声嗚咽おえつ共に―に溢れんとして」〈芥川開化殺人

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「唇頭」の意味・読み・例文・類語

しん‐とう【唇頭】

〘名〙 くちびるのさき。くちさき。
菅家文草(900頃)一・九日侍宴、同賦吹華酒「脣頭泛色金猶点、口上余香麝半含」

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