唐丸種(読み)とうまるしゅ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「唐丸種」の意味・わかりやすい解説

唐丸種
とうまるしゅ

蜀鶏とも書く。日本鶏のなか長鳴鶏 (ながなきどり) と呼ばれる「ときの声」の長い鶏の一種。長野県原産のものを新潟県で改良したといわれる。昔は闘鶏用であったが,古い型のものは滅亡してしまっている。羽色は全身真黒のものと真白のものがある。天然記念物に指定されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android