真白(読み)マシロ

大辞林 第三版の解説

ましろ【真白】

( 形動ナリ )
ほんとうに白いこと。まっしろ。 「 -にそ富士の高嶺に雪は降りける/万葉集 318

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ま‐しろ【真白】

〘名〙 (形動) まったく白いこと。また、その色。純白。まっしろ。
※万葉(8C後)三・三一八「田児の浦ゆうち出でて見れば真白(ましろ)にそ不尽の高嶺に雪は降りける」

ま‐しろ・い【真白】

〘形口〙 ましろ・し 〘形ク〙 (古く「まじろい」とも)
① まったく白い。まっしろである。純白である。
※唱歌・七里ヶ浜の哀歌(1910)〈三角錫子〉「真白(マシロ)き富士の根 緑の江の島」
② 明るくはっきりしている。
※仏道の記(1268頃)「坐禅時を移すに、柴垣のまじろく見ゆるに」

まっ‐しろ【真白】

〘名〙 (形動)
① まったく白いこと。また、そのさま。純白。ましろ。〔文明本節用集(室町中)〕
※両足院本山谷抄(1500頃)八「ぐゎいを破たれば、中にまっ白な玉の様な実があるぞ」
② かくすことなく、ありのままであるさま。明らかであるさま。また、あらわなさま。明白。
幸若・景清(室町末‐近世初)上「此重忠があらんず程はふっつと叶まじいと、まっ白にいはれ申」

まっ‐しろ・い【真白】

〘形口〙 まったく白い。純白である。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

御一人様

「一人」を敬って、また丁寧にいう語。おひとかた。[補説]飲食店などで一人客を指していうことから、近年、「遊園地などグループ利用の多い施設を、一人で利用して楽しむ人」「精神的に自立しており、一人で行動で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

真白の関連情報