唐帯(読み)からおび

精選版 日本国語大辞典 「唐帯」の意味・読み・例文・類語

から‐おび【唐帯】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 唐風の帯をいうか。
    1. [初出の実例]「我におこせし みはなだの 絹の帯を ひき帯なす 韓帯(からおび)に取らせ」(出典万葉集(8C後)一六・三七九一)
  3. からくみ(唐組)の帯
    1. [初出の実例]「凡紀伊石帯〈略〉刻鏤金銀帯及唐帯、五位已上並聴著用」(出典:延喜式(927)四一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む