唖五郎(読み)おしごろう

精選版 日本国語大辞典 「唖五郎」の意味・読み・例文・類語

おし‐ごろう‥ゴラウ【唖五郎】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (おし)をいう擬人名
    1. [初出の実例]「おし五郎にてはあるまひ。〈略〉いやおの返答申せよ」(出典:咄本・軽口露がはなし(1691)二)
  3. おしぜみ(唖蝉)俚言集覧(1797頃)〕

おし‐ごろ【唖五郎】

  1. 〘 名詞 〙おしごろう」の変化した語。〔かた言(1650)〕
    1. [初出の実例]「前(さき)生でうそつけばおしごろに生れる」(出典浄瑠璃釈迦如来誕生会(1714)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む