おし‐ごろう‥ゴラウ【唖五郎】
- 〘 名詞 〙
- ① 唖(おし)をいう擬人名。
- [初出の実例]「おし五郎にてはあるまひ。〈略〉いやおの返答申せよ」(出典:咄本・軽口露がはなし(1691)二)
- ② =おしぜみ(唖蝉)〔俚言集覧(1797頃)〕
おし‐ごろ【唖五郎】
- 〘 名詞 〙 「おしごろう」の変化した語。〔かた言(1650)〕
- [初出の実例]「前(さき)生でうそつけばおしごろに生れる」(出典:浄瑠璃・釈迦如来誕生会(1714)四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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