唖蝉(読み)オシゼミ

デジタル大辞泉 「唖蝉」の意味・読み・例文・類語

おし‐ぜみ【××蝉】

鳴かないセミ。雌のセミ。 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「唖蝉」の意味・読み・例文・類語

おし‐ぜみ【唖蝉】

  1. 〘 名詞 〙 鳴かない蝉。蝉の雌のこと。おしごろう。おうしぜみ。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「唖(オシ)蝉の鳴ぬ梢もあはれ也〈杉風〉」(出典俳諧・続虚栗(1687)夏)

おうし‐ぜみおふし‥【唖蝉】

  1. 〘 名詞 〙おしぜみ(唖蝉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android