唱え失う(読み)となえうしなう

精選版 日本国語大辞典 「唱え失う」の意味・読み・例文・類語

となえ‐うしな・うとなへうしなふ【唱失】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 時を経ている間に信仰信心を失う。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「其間に古跡名所の絶たるもおほし、世の人となへ失(ウシ)なふて、後にはしらずなりなん事も本意なし」(出典京雀(1665)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android