唱法(読み)ショウホウ(その他表記)singing

翻訳|singing

デジタル大辞泉 「唱法」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ほう〔シヤウハフ〕【唱法】

歌の歌い方。

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精選版 日本国語大辞典 「唱法」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ほうシャウハフ【唱法】

  1. 〘 名詞 〙 音楽で、歌の歌い方。歌唱法。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「唱法」の意味・わかりやすい解説

唱法
しょうほう
singing

声楽曲歌唱の直接の訓練として行われる,実際的な発声技術の訓練法。レガート,スタッカート,メッサ・ディ・ボーチェ,ポルタメント唱法など技術的,内容的に広範で多岐にわたる。唱法はまずイタリアで発達した。イタリア語自体が歌唱に適していることも手伝って「ベルカント唱法」が生れ,まさに「美しく歌う」ことに歌手たちは最大の訓練を必要とされた。正しい歌唱法は,結局正しい発声法のうえに築かれるものであり,徹底的な訓練だけではなく,生理学音声学とも関連する知識のうえに樹立されなければならない。

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