唱衣(読み)しょうえ

精選版 日本国語大辞典 「唱衣」の意味・読み・例文・類語

しょう‐えシャウ‥【唱衣】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。僧や尼が死亡したとき、その遺品三衣(さんえ)などを競売すること。提衣(ていえ)
    1. [初出の実例]「かたみののこりをつくして、しゃうゑ、いしいしと、いとなむ心ざしを」(出典:とはずがたり(14C前)五)
    2. [その他の文献]〔釈氏要覧‐下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android