商社外貨保有制度(読み)しょうしゃがいかほゆうせいど

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「商社外貨保有制度」の意味・わかりやすい解説

商社外貨保有制度
しょうしゃがいかほゆうせいど

商社持高集中制ともいう。外貨保有を認められた商社は一定金額の範囲内で外国為替銀行 (→外国為替公認銀行 , 外国為替専門銀行 ) から外貨を買入れ,これを海外の銀行に対する本社名義の外貨預金または海外支店もしくは現地法人に対する貸付金として運用することができ,この運用益も保有外貨と同じ扱いを受ける。この制度の目的は外貨資金を自己資金として保有させ,海外における商社活動を活発たらしめることにある。保有外貨の運用使途に制限はないが,日本への輸出金融に使用する場合は,船積み書類の日本到着時までであり,保有外貨の円転換については事前に日本銀行への届け出が必要である。

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