商長首麻呂(読み)あきのおさの おびとまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「商長首麻呂」の解説

商長首麻呂 あきのおさの-おびとまろ

?-? 奈良時代防人(さきもり)。
駿河(するが)(静岡県)の人。天平勝宝(てんぴょうしょうほう)7年(755)筑紫(つくし)におもむくときによんだ歌1首が「万葉集」巻20におさめられている。
格言など】忘らむて野行き山行き我来れどわが父母は忘れせのかも(「万葉集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android