善くぞ(読み)ヨクゾ

デジタル大辞泉 「善くぞ」の意味・読み・例文・類語

よく‐ぞ【善くぞ】

[副]《「ぞ」は強意係助詞》よくもまあ。本当によく。「善くぞがんばった」「善くぞ言ってくれた」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「善くぞ」の意味・読み・例文・類語

よく‐ぞ【善ぞ】

  1. 〘 副詞 〙 ( 副詞「よく(善)」に助詞「ぞ」の付いてできたもの ) 「よく(善)」を強めていう。実によく。よくもまあ。
    1. [初出の実例]「よくぞ思ふ事を急ぎしてけるとおぼす」(出典:落窪物語(10C後)四)
    2. 「よくぞ人間がそんな声を出せると」(出典:蝗(1964)〈田村泰次郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android