善化寺(読み)ぜんかじ(その他表記)Shan-hua-si

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「善化寺」の意味・わかりやすい解説

善化寺
ぜんかじ
Shan-hua-si

中国,山西省大同市にある寺院俗称,南寺。創建は唐玄宗の開元年間で開元寺と称し,五代に普恩寺改め,明の正統 10 (1445) 年に善化寺と改称した。建物は遼代の遺構と考えられる大雄宝殿,普賢閣,金代の三聖殿,天王殿がある。

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世界大百科事典(旧版)内の善化寺の言及

【大同】より

…文化財もきわめて多く,雲岡石窟は市の西16kmの武周山南麓にあり,東西1kmにわたって現存する53の洞窟内には5万をこえる仏像が残る。また観音堂,善化寺なども重要な歴史的建造物で,後者は遼・金時代の建築も残っている。【河野 通博】
[平城遺跡]
 同市北郊にあった北魏の旧都。…

※「善化寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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