善善飴(読み)よかよかあめ

精選版 日本国語大辞典 「善善飴」の意味・読み・例文・類語

よかよか‐あめ【善善飴】

〘名〙 物売り一種。飴をさした盤台頭上にのせ、「よかよかどんどん」と太鼓を打ち、歌をうたって、飴を売り歩くもの。また、その人。明治大正から昭和初期まであった。よかよか。よかよかあめや。
※黴(1911)〈徳田秋声〉七八「よかよか飴の太鼓の音が」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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