盤台(読み)バンダイ

デジタル大辞泉 「盤台」の意味・読み・例文・類語

ばん‐だい【盤台/板台/半台】

《「はんだい」とも》魚屋が魚を運ぶのに用いる、浅く作った楕円形または円形の大きなたらい料理すし飯をまぜたりするのにも用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「盤台」の意味・読み・例文・類語

はん‐だい【盤台・板台・半台】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ばんだい」とも ) さかな屋などが用いる浅くて大きな長円形のたらい。料理ですし飯を混ぜたりするのにも用いる。
    1. [初出の実例]「子がみんななくなって、おやばかりのこって、いもうりのはんだいのやうに成た」(出典:咄本・譚嚢(1777)麻疹)
    2. 「今少し前魚屋の若衆が板台(ハンダイ)を斜に狭い露路を裏に行った」(出典:妻(1908‐09)〈田山花袋〉一四)

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食器・調理器具がわかる辞典 「盤台」の解説

はんだい【盤台/板台】

魚屋が魚を運ぶのに用いた、たらいのように浅くて大きな楕円形または円形の桶。比較的小型の円形のものはすし飯を作るのに用いる。◇「ばんだい」ともいう。すし飯用のものは「飯台」とも書き、また「すし桶」ともいう。

ばんだい【盤台/板台】

はんだい。⇒はんだい

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