善神(読み)ゼンシン

デジタル大辞泉 「善神」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐しん【善神】

よい神。
仏語正法しょうぼうを守る神。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「善神」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐しん【善神】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぜんじん」とも )
  2. よい神。⇔悪神
    1. [初出の実例]「其他(そのほか)『ヨマラ』。『ジュマラ』等を善神(ゼンジン)とし『ペルケル』を魔神とす」(出典:造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉二編)
    2. [その他の文献]〔史記‐始皇本紀〕
  3. 仏語。正法(しょうぼう)を護持する神。十六善神・三十六善神など。
    1. [初出の実例]「護法嚬(くちひそ)み、善神み嫌ふ」(出典:日本霊異記(810‐824)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「善神」の読み・字形・画数・意味

【善神】ぜんしん

よい神。

字通「善」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android