善道興野(読み)ぜんどうごや

日本歴史地名大系 「善道興野」の解説

善道興野
ぜんどうごや

[現在地名]新津市善道町一―二丁目・ほん町一丁目・善道

能代のうだい川左岸の自然堤防上に位置し、南は新津村、北はしも興野。元和九年(一六二三)鈴木権七の開墾と伝え、寛文七年(一六六七)と推定される新発田藩の御領内見分之書付(貴船家文書)には家数二三・人数一七五とある。文化一〇年(一八一三)の覚(桂家文書)によれば家数は三五。同四年の御用留帳(同文書)に楮苗一一〇株とあり、藩の奨励で、楮作が行われていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android