デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「喜多十大夫長経」の解説 喜多十大夫長経 きた-じゅうだゆう-ながつね ?-1702 江戸時代前期の能役者シテ方。喜多流4代七大夫長寛が夭折(ようせつ)したため,元禄(げんろく)2年5代をつぐ。のち中条市右衛門と改名し,徳川綱吉に近習としてつかえたが,その怒りにふれ知行没収のうえ逼塞(ひっそく)となる。兄の権左衛門が6代をつぎ七大夫成能となる。元禄15年死去。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例