権左衛門(読み)ごんざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「権左衛門」の解説

権左衛門 ごんざえもん

?-? 織豊-江戸時代前期の植林家。
大和(奈良県)吉野郡川上郷入之波(しおのは)村の人。慶長(1596-1615)のころ薩摩(さつま)(鹿児島県)から杉の種子をもちかえり,苗をそだてて植林し,これが吉野郡山林のはじめという。一説土佐(高知県)の人が杉や檜(ひのき)の栽植をすすめたともいわれる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android