喜多善左衛門(読み)きた ぜんざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「喜多善左衛門」の解説

喜多善左衛門 きた-ぜんざえもん

?-? 江戸時代前期の開拓者
江戸の米穀商。駿河(するが)(静岡県)駿東郡湯船村の名主池谷市左衛門に請われ,同郡阿多野(あだの)原に移住し,原野開墾にとりくむ。途中で病死するが,長男長十郎がひきつぎ,寛文12年(1672)全長約10kmの阿多野用水を完成させ,約25haの新田をひらいた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android