デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「喜多松冠柳」の解説 喜多松冠柳 きたまつ-かんりゅう ?-? 江戸時代中期の歌舞伎作者。元文(げんぶん)5年(1740)初代中村粂太郎(くめたろう)が座本をつとめる京都の都万太夫座の顔見世狂言「飛鳥鳳闕神代巻(あすかのみやこじんだいのまき)」にはじめて名がみえ,京都で作者をつとめた。延享4年(1747)布袋屋(ほていや)座「大矢数四十七本」以後の消息は不明。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例