喝す(読み)カッス

デジタル大辞泉 「喝す」の意味・読み・例文・類語

かっ・す【喝す】

[動サ変]大声でしかる。どなりつける。
「分をえたる衣服おごり国法の許さざるところなるぞ…と―・したり」〈鴎外訳・即興詩人

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「喝す」の意味・読み・例文・類語

かっ‐・す【喝】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙 声を大きくして責める。どなりつける。しかる。
    1. [初出の実例]「臨済禅師、僧の門に入を見て、即喝す」(出典:道元大和尚仮名法語(1250)向上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android