精選版 日本国語大辞典 「喧嘩過ぎての棒乳切」の意味・読み・例文・類語 けんか【喧嘩】 過(す)ぎての棒乳切(ぼうちぎり) 喧嘩の終わった後に棒切れを持ち出しても役に立たないの意で、時機を逸して効果のないことのたとえにいう。喧嘩果てての乳切木(ちぎりぎ)。[初出の実例]「『あの女目が名を勝とつけおらずば』と。けんぐは過(スギ)ての棒(ボウ)」(出典:浮世草子・新色五巻書(1698)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例