ボウ

デジタル大辞泉 「ボウ」の意味・読み・例文・類語

ボウ(bow)

《「ボー」とも》
弓。弓形
蝶結び。また、蝶結びにしたもの。
ボウタイ」の略。

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普及版 字通 「ボウ」の読み・字形・画数・意味


6画

[字音] ボウ(バウ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(亡)(ぼう)。〔説文六下に「河南陽(らくやう)の北、山(ばうざん)上の邑なり」とあり、山名山、その邑名をという。洛陽は南は洛水に臨み、北に山があり、北墓地であった。

[訓義]
1. 地名
2. 北は貴人が墓を営む地であった。

[下接語]
・北


17画

[字音] ボウ(バウ)

[説文解字]

[字形] 形声
声符は尨(ぼう)。〔説文〕十上に「馬の面・(ひたひ)皆白きなり」、また〔爾雅、釈畜〕に「面皆白きは惟(こ)れなり」とあり、かお・ひたいの白い馬をいう。〔漢書、匈奴伝上〕に「匈奴の騎、其の西方は盡(ことごと)く白、東方は盡く北方は盡く驪(り)、南方は盡く馬(せいば)なり」とみえる。尨と通じ、まだらの意がある。

[訓義]
1. かお・ひたいの白い馬、あおうま、かお・ひたいの白いくろ馬。
2. まだら、ぶち。
3. ふちかざり。

[古辞書の訓]
字鏡集 オモテシロキムマ

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボウ」の意味・わかりやすい解説

ボウ
ぼう
Clara Bow
(1905―1965)

アメリカの映画女優ニューヨークの貧しい家庭に生まれ、美人コンテストに入賞して映画界に入り、助演級で軽薄なモダン・ガールなど当時流行のフラッパーflapper娘を演じた。主演作『あれ』It(1927)では大宣伝でセックス・シンボルに仕立て上げられ、断髪口紅の塗り方、大胆な目のメーキャップは「イット・ガール・スタイル」として若い女性の流行をリードした。『つばさ』(1927)などに出演後、映画がトーキーになってまもなくスキャンダルが発生して信用を失った。何度も復帰を図ったが果たさず、1947年に別名でラジオに出演、世間をあっといわせた。

[日野康一]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボウ」の意味・わかりやすい解説

ボウ
Bow, Clara

[生]1905.7.29. ニューヨーク,ブルックリン
[没]1965.9.27. ハリウッド
アメリカの映画女優。 1920年代後半のモダンガールとして人気があった。主演作品『人罠』 (1926) ,『あれ』 (27) 。

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