嘉幡村(読み)かばたむら

日本歴史地名大系 「嘉幡村」の解説

嘉幡村
かばたむら

[現在地名]天理市嘉幡町

庵治おうじ村北方に所在。「大和志」に「柿本猿第在嘉幡村又有橘百枝宅見文徳実録」とみえる。慶長郷帳には「賀幡村」とあり、村高七〇九・九石。文禄四年(一五九五)郡山城主増田長盛の所領となり、慶長五年(一六〇〇)までその家臣六人の給地(現地支配)関ヶ原の戦後、山口勘兵衛組(三六人与力衆)の支配、寛永六年(一六二九)以降柳生藩(柳生宗矩)領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android